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AI画像解析プラットフォーム「FORZSynAI」リリース

当社は、医療機関向けAI画像解析プラットフォーム「FORZSynAI(フォルツシナイ)」(※1)を202681日にリリースいたしました。

本製品は、自社開発のAI解析機能を搭載したサーバーシステムです。当社の主力製品として1,800以上の医療機関に導入されている「FORZシリーズ」と連携させることで、AI導入におけるハードルの低減を図ります。日々の診療を支える機能から、将来的には法医学などの高度専門領域まで、施設ごとの課題に合わせて必要なAI機能を柔軟に選択・導入できるプラットフォームとして、医師の読影業務の効率化をサポートします。

(※1)販売名「画像解析ソフトウェアFORZSynAI」
   医療療機器認証番号:308AGBZX00031000

◆開発の背景

当社は、画像ファイリングシステム(PACS)、検査システム等の部門システムを統合し、医療データを一元管理するシステム「FORZシリーズ」を全国の医療機関へ提供し、医療現場の負担軽減に貢献してまいりました。

昨今の医療現場においては、高齢化に伴う医療ニーズの増大と慢性的な人材不足が重なり、医療従事者への負担集中が深刻な課題となっています。当社が20年以上にわたりシステムを提供する中でも、多くの医療機関様から「日々の診療における読影業務の負担をいかに軽減するか」というご相談が多く寄せられてきました。こうした状況を踏まえ、読影業務の支援・効率化を目的として、独自の画像解析AIモデルを研究開発し、「FORZSynAI」をリリースいたしました。既存のFORZシリーズと連携することで、新しいシステムを覚える手間や既存のワークフローを変える負担もなく、使い慣れた環境のままスムーズに導入・活用いただけます。

◆「FORZSynAI」の主な特徴

  • 直感的な操作性と手軽な運用:
    FORZシリーズとのシームレスな連携により、普段お使いのビューワー画面上で直感的且つ簡単にAI解析の操作が可能です。専任のIT担当者が不在の施設や、多忙な現場であっても、既存の診療のワークフローを妨げることなくAIを活用いただけます。
  • リアルタイム解析で日常診療をサポート:
    新たに撮影された画像をリアルタイムで自動解析し、日々の診療をスムーズにサポートします。
  • 日常診療を妨げないフレキシブルな自動解析機能:
    既存の画像を一括自動解析する機能も搭載。夜間や休診日などの診療時間外に自動で解析を行う等、柔軟な運用が可能です。
  • オンプレミス型によるセキュリティの確保:
    施設内にサーバーを設置し、画像データを院内ネットワーク内で処理します。外部への情報漏えいリスクを抑え、高いセキュリティと患者様のプライバシー保護を実現します。

◆AI画像解析機能(リリース第1弾:日常診療サポート機能)

FORZSynAI」は現場のニーズに応じて、順次新機能を追加していくプラットフォームです。今回のリリース第1弾では、日々の診療のサポートを目的とした以下の3機能を提供します。

  • 骨信号減弱機能(胸部X線):
    胸部X線画像から肺野に重なる骨信号を減弱し、視認性を高めて診断を支援します。
  • 自動CTR推定機能(胸部X線):
    心臓および胸郭の端点を自動抽出し、心胸郭比(CTR)を算出。計算の手間を省き、読影業務を効率化します。

 

  • MG位置合わせ機能(マンモグラフィー):
    左右乳房画像において、高さ方向の位置を自動調整します。医師が手動で調整する手間をなくし、比較読影をサポートします。

  

◆ 今後の展開

FORZSynAI」は、今回リリースした「中小規模医療機関の日常診療サポート」を皮切りに、今後は対象となる医療現場や専門領域を拡大し、AI画像解析プラットフォームとしてさらなる進化を遂げてまいります。